点数が低いこと自体は、診断ではない
同じ50点でも、単語が原因の50点と、時間配分が原因の50点は、次にやるべきことが全く違います。点数という一つの数字は、原因を教えてくれません。
そのため、点数を見て「もっと問題集をやらせよう」と決めるのは、原因を確認する前の対処になりやすく、遠回りになることがあります。
失点の原因を分解する

過去問を採点したら、正解・不正解だけでなく、それぞれの設問がどの技能に関係していたかを分けて見てみましょう。
| 技能 | 見るべきポイント |
|---|---|
| 単語 | 単語自体を知らなかったか、知っている単語で文の意味を取れなかったか |
| 文法 | 文の構造を取り違えていないか(時制・受け身・比較など) |
| 読解 | 1文ずつは読めても、話の流れ全体を追えているか |
| リスニング | 音は聞き取れているか、意味に変換できているか |
| ライティング | 意見・理由が思いつかないのか、英語にする段階で止まるのか |
| 時間配分 | 時間が足りなかったのか、時間があっても分からなかったのか |
| 設問の理解 | 何を聞かれているかを読み違えていないか |
| ケアレスミス | 分かっていたのに見直せば正解できた問題かどうか |
家庭でできる分析のやりかた
1回分の過去問だけで判断すると、たまたまの結果に振られてしまうことがあります。可能であれば2〜3回分をまとめて見て、同じタイプの間違いが繰り返されているかを確認してください。
同じ間違いが繰り返されている場合は、その技能を優先して対策する価値が高いと考えられます。逆に、毎回違う原因で間違えている場合は、基礎的な部分が全体的に不安定なサインかもしれません。
「もっと勉強させる」だけでは解決しない理由
原因を確認せずに勉強量だけを増やすと、すでにできている部分の練習を繰り返してしまい、実際の弱点には触れないまま時間が過ぎてしまうことがあります。
特に、時間が足りなかったのか、それとも時間があっても分からなかったのかを区別しないまま「時間を計って何度も解く」練習を続けると、根本的な弱点が見過ごされたままになりがちです。
Petra Tutorsが行っている分析的な見方
Petra Tutors(ペトラチューターズ)では、過去問の点数だけでなく、失点がどの技能に集中しているか、同じ間違いが繰り返されていないかを確認したうえで、優先順位をつけて学習を進めます。
こうした分析をご家庭だけで行うのは、時間もかかり難しい場合があります。Petra Tutorsでは、こうした過去問の分析をより体系的に行うための取り組みを進めており、今後、無料体験レッスンなどの中でご案内できる形を準備しています。


