まず、何に困っているのかを分ける
インター生向け tutoring を探す前に、課題を少なくとも次の四つに分けます。
- 学校の授業内容についていけない
- Essay、report、presentationなどAcademic Skillsで困っている
- IGCSE、IBDP、APなど外部試験や上級科目を対策したい
- 英語そのもののReading、Writing、Grammar、Vocabularyを伸ばしたい
ここを分けないままインター対応という言葉だけで選ぶと、授業とのずれが起きやすくなります。カリキュラムごとの違いは、IB・IGCSE・AP・K-12の比較で整理しています。
学校補習型
学校の宿題、単元、テスト、プロジェクトに合わせて進めるタイプです。
向いているケース
確認したいのは、答えを教えるだけでなく、学校の評価基準を読みながら考え方を説明できるかです。
- 授業内容は理解できるが提出物の整理が難しい
- 英語で問題文を読むと数学や理科の理解が落ちる
- 学校のrubricに合わせたEssayやreportの組み立てを練習したい
IGCSE対策型
IGCSEは教科別の外部資格なので、syllabus、past paper、mark schemeに沿った対策が重要になります。
Cambridge IGCSEでは筆記、口頭、coursework、practical assessmentなど教科によって評価方法が異なります。KISTのようにPearson Edexcel IGCSEを使う学校もあります。
そのため、IGCSE対応と書かれていても、どのexam boardとどのsubjectに対応できるかを確認してください。MYPとの違いは、MYPとIGCSEの比較で整理しています。
IB対応型
IBではPYP、MYP、DPで必要な支援が違います。
MYPではCriterion-based assessmentや教科をまたぐ学びへの理解が必要になることがあります。DPでは6教科に加えてTOK、Extended Essay、CASがあり、科目ごとのInternal Assessmentも関わります。
IB対応という一言だけでなく、MYPなのかDPなのか、さらにDPなら具体的な科目やIA、EEなど何に対応できるかを確認してください。IBDPとAP、A-levelの違いは、IBDP・AP・A-levelの比較で整理しています。
AP・American High School対応型
APは高校生向けの大学レベルの個別科目と試験です。
AP Calculus、AP Biology、AP Englishなど、必要な専門性は科目ごとに大きく違います。
American-style schoolでは、APだけでなく通常のHigh School Diploma科目、credits、school-specific assignmentsのサポートが必要な場合もあります。
AP何科目対応といった数だけでなく、その先生が実際にどの科目を教えられるかを見る必要があります。
英語塾と教科学習サポートの違い
Conversation EnglishやGeneral Englishが得意な先生でも、Academic WritingやIGCSE Physicsまで対応できるとは限りません。
逆に高度なMath tutorでも、EALの生徒に問題文を読み解かせる説明が得意とは限りません。インター生の場合は、教科知識と英語での説明力の両方を見る必要があります。
集団塾が向いている場合
一方で学校ごとの宿題や細かな弱点には合わせにくいことがあります。
- 決まったcurriculumを体系的に進めたい
- 同じ試験を受ける生徒とペースを合わせたい
- 競争やクラス環境が学習の動機になる
一対一が向いている場合
一対一でも、担当者がすべての科目に対応できるとは限らないため、マッチング時の確認が重要です。転校でカリキュラムが変わる場合の確認点は、転校時のカリキュラム確認ポイントにまとめています。
- 学校の宿題やrubricに合わせたい
- 複数curriculumの間を転校した
- 科目ごとに弱点が大きく違う
- 英語力と教科理解を同時に見てほしい
- 曜日や対面場所を柔軟に調整したい
塾・家庭教師を比較するときの7項目
体験授業で確認したいこと
体験では先生がたくさん話しているかではなく、子どもの現在地を診断できているかを見ます。
こうした点の方が、先生の肩書だけより継続後の相性を判断しやすくなります。
ペトラチューターズの場合
ペトラチューターズでは、問い合わせ時に学校、学年、科目、目標、対面またはオンラインの希望などを確認し、条件に合う講師を検討します。
インターナショナルスクール生の場合は、学校名だけではなく、現在使っているcurriculum、課題の種類、必要なlanguage supportも見ながら候補を考えます。サポートの全体像はインター校向けの家庭教師、教科別にはIGCSEの家庭教師やA-Levelの家庭教師でご案内しています。
一人の先生ですべてを担当することが最適とは限りません。たとえばMathとAcademic Writingで必要な専門性が異なる場合は、それぞれの課題に合う支援を考える方が自然です。
特定の塾名を比較するときの注意
塾や家庭教師サービスのコース名、料金、対応curriculum、対面エリアは変更されることがあります。
また、同じサービスでも担当講師によって対応できる科目が異なります。そのため、このガイドでは確認できていない事業者情報を推測してランキングにはしていません。具体的なサービスを比較するときは、各社の最新公式情報と体験授業の両方で確認してください。
まとめ
- インター生向けという言葉だけでは十分ではありません。
- 学校補習、Academic Skills、IGCSE、IB、AP、General Englishのどれが必要かを先に分けてください。
- そのうえで、programme、科目、担当者、授業形式、報告方法、変更のしやすさまで比較すると選びやすくなります。
参考資料
- International Baccalaureate | Education programmes
- International Baccalaureate | Middle Years Programme
- International Baccalaureate | Diploma Programme
- Cambridge International | Cambridge IGCSE
- College Board | What Is AP?
- K. International School Tokyo | IGCSE
- American School in Japan | High School
- International School of the Sacred Heart | Advanced Placement




