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早稲田TAISIとは?2027入試・学費・倍率・SAT平均を公式情報で解説

やわらかな光を放つ電球のクローズアップ

この記事の結論

早稲田大学の英語学位を調べていると、SILSやSPSEと一緒にTAISIという名前が出てきます。正式名称はTransnational and Interdisciplinary Studies in Social Innovationで、School of Social Sciencesの英語学位プログラムです。

この記事は、2026年10月13日時点で確認できる大学の公式資料をもとに、2027年入試の要点を整理したものです。出願前には、必ず最新のApplication Guidelinesを確認してください。

TAISIとは?

TAISIは、早稲田大学社会科学部が提供する英語ベースの4年間の学士課程です。卒業するとBachelor of Arts in Social Sciencesが授与されます。授業言語は英語で、出願時点で日本語能力は必須ではありません。

中心的なテーマはSocial Innovationです。社会課題に対して、より効果的で持続可能、公正な解決方法を考え、実社会で実行できる人材を育てることを目指しています。単に「社会科学を英語で学ぶプログラム」ではなく、経済、政治、歴史、法律、マーケティングなどの基礎を横断しながら、実践的な学びへ進むことが特徴です。

何を学ぶ?

TAISIのカリキュラムのページによると、最初から一つの狭い専攻だけを学ぶのではなく、社会科学の基礎とSocial Innovationを組み合わせます。Foundations in Social Sciencesでは、Economics、Politics、Humanities、History、Marketing、Lawなどの入門領域を学びます。

そのうえで、Interdisciplinary Studies in Social Innovationでは次の4分野を中心に学びます。

  • Peace Building and International Cooperation
  • Community and Social Development
  • Social Organization and Working
  • Economic and Environmental Sustainability

Practicumでは、地域社会や社会課題に直接触れる実践型の学習も重視されています。

2027年入試の募集人数と選考

2027年9月入学のTAISIでは、約60名が募集されています。この60名は特定国籍向けの枠ではなく、大学は特定の国籍に対するquotaやtargetはないと明記しています。

選考はHolistic Reviewで、提出書類、Standardized Test、英語力などを総合的に確認します。面接は全員必須ではなく、追加情報が必要と判断された応募者のみオンライン面接へ呼ばれる可能性があります。

2027年入試の日程

2027 Application Guidelines v1.0の要約です。日付はすべて2027年で、時刻は日本時間です。
項目First RoundSecond RoundThird Round
Online Application1月7日10:00〜1月12日1月13日〜1月28日17:004月28日10:00〜5月6日17:00
Interview(必要な場合)2月13日または14日4月3日または4日6月5日または6日
Result3月5日4月14日6月11日

Third Roundには重要な注意があります。First RoundとSecond Roundで募集人数が十分に埋まった場合、Third Roundは実施されない可能性があります。実施するかどうかは、Second Roundの結果発表の時点で決まります。

大学の公式サイトには、2026年9月入学ではThird Roundが中止になったという告知も掲載されています。Third Roundが必ずある前提で準備するのは安全ではありません。

2024〜2026年の志願者・合格者

TAISIの公式ページに掲載された数字です。Published acceptance rateは大学が公表した値です。
入学時期ApplicantsSuccessful ApplicantsPublished acceptance rate
2024 September2526425.4%
2025 September4317116.5%
2026 September40511929.4%

この数字だけを見ても、年度によって大きく変動しています。したがって、29.4%だから2027年も約3人に1人が受かる、と考えることはできません。応募者の構成、提出内容、募集状況などは毎年変わります。

ペトラチューターズでは、この数字を個人の合格確率ではなく、公式に公開された過去の選考データとして扱います。

SAT・ACT・IBの平均

SAT(満点1600、2026年のSuccessful Applicants平均)
1432
ACT(同平均)
32
IBDP(満点42、同平均)
36.8

ここで特に重要なのは、これらはminimum scoreではないということです。TAISIはStandardized Testについて一律の最低点を設定しておらず、平均点も「この点数なら合格する」というcutoffではありません。出願全体はHolistic Reviewで評価されます。SAT 1432を「TAISIの合格最低点」と書くのは誤りです。

SATの試験構成と準備の考え方は、SATの試験構成と受験のメリットも参考にしてください。

TAISIの公式ページには、カナダの教育制度の卒業生に対するStandardized Testの要件が2027年9月入学から変わるという告知もあります。該当する方は公式ページで確認してください。

出願に必要な主なもの

2027 Application Guidelinesでは、主な書類として次のものが挙げられています。Standardized Testは教育システムに応じてSAT、ACT、IB、GCEなどが使われます。英語以外で発行された証明書には、原則として英語訳を添付する必要があります。

  • Proof of Applicant Eligibility
  • Academic Transcript
  • Grading Scale
  • Standardized Test Score
  • English Language Proficiency Test Score
  • Statement of Purpose
  • Proof of Achievements
  • Personal Identification
  • Applicant Photo
  • 該当者はResidence Card
  • Proof of Payment

学校や教育制度ごとに必要書類が異なります。Wasedaが公開しているList of Application Documents by Education Systemを必ず確認してください。

Statement of Purposeと活動実績

TAISIではStatement of PurposeとProof of Achievementsも出願書類に含まれています。そのため、Standardized Testの点数だけを上げれば十分という入試ではありません。なぜSocial SciencesやSocial Innovationを学びたいのか、自分がこれまでどのような問題意識や活動を持ってきたか、それがTAISIのカリキュラムとどのようにつながるかを整理する必要があります。

ただし、「TAISIが好む正解のエッセイ」を暗記するという考え方は避けるべきです。大学が公開しているAdmission PolicyとProgrammeの特徴を理解し、自分自身の経験や考えを正確に書く方が重要です。

2027年の学費

AY2027 First-year Total
1,256,800円
Tuition
1,051,000円

WasedaのAY2027 English-based Undergraduate Program fee tableでは、TAISIのFirst-year Totalは1,256,800円、中心となるTuitionは1,051,000円です。

同じ表には、Laboratory work fee、Seminar fee、Library fee、Association feesのAY2027の金額は未定で、AY2026の数字を参考値として載せているという注記があります。最終納付時には最新の大学案内を確認してください。

TAISIはSILSやSPSEと比べてどう違う?

各プログラムの公式な位置づけの要約です。出願前に最新の公式ページで確認してください。
プログラム中心テーマ特徴
TAISISocial Sciences + Social Innovation社会課題、実践、Practicum、4つのSocial Innovation分野
SILSInternational Liberal Studiesより広いLiberal Arts型のカリキュラム
SPSE English-basedPolitical Science and Economics政治学と経済学を中心に専門性を深める

同じ「早稲田の英語学位」でも、学部の目的とカリキュラムはかなり違います。出願校を選ぶときは「どこが一番受かりやすいか」ではなく、自分が4年間学びたい分野、カリキュラム、出願方式、費用を並べて比較する方が有用です。同じ早稲田の英語学位でも、日本文化を英語で学ぶJCulPとは中心テーマが異なります。早稲田JCulPとは?も比べてみてください。

TAISIが向いていそうな学生

逆に、最初からEconomicsだけ、Political Scienceだけ、Computer Scienceだけを集中的に学びたい場合は、他のプログラムも比較した方がよいでしょう。

  • 社会課題やSocial Innovationに関心がある
  • EconomicsやPoliticsだけでなく複数のSocial Sciencesを横断したい
  • FieldworkやPracticumのような実践的な授業に興味がある
  • 英語で学位を取りたい
  • 日本社会とGlobal Issuesの両方を考えたい

出願前チェックリスト

まとめ

TAISIは、早稲田大学社会科学部の英語学位で、Social Innovationを中心に複数の社会科学分野を横断して学ぶ4年間のプログラムです。2027年9月入学では約60名を募集し、書類を中心としたHolistic Reviewで、必要な場合にオンライン面接が行われます。

2026年のSuccessful Applicants平均はSAT 1432、ACT 32、IBDP 36.8/42ですが、これらはminimum scoreでもguaranteed scoreでもありません。2027年のFirst-year Totalは大学の現行fee tableで1,256,800円です。

入試データは参考になりますが、「倍率が低いから受かりやすい」という単純な比較ではなく、自分の学びたい内容と出願全体を見て判断することが重要です。

参考資料

よくある質問

TAISIのSAT最低点はいくつですか?

TAISIはStandardized Testについて一律の最低点を設定していません。1432は2026年のSuccessful Applicantsの平均で、合格に必要な点数ではありません。

TAISIの2026年の倍率はどのくらいですか?

大学の公表では、2026年9月入学は405名が応募し119名がSuccessful Applicantsで、Published acceptance rateは29.4%です。年度によって大きく変動するため、2027年の合格確率の目安にはできません。

TAISIの2027年入試でThird Roundは必ず実施されますか?

いいえ。First RoundとSecond Roundで募集人数が十分に埋まった場合、Third Roundは実施されない可能性があります。実施するかどうかは、Second Roundの結果発表の時点で決まります。

TAISIは日本語ができなくても出願できますか?

授業言語は英語で、出願時点で日本語能力は必須ではありません。

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