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早稲田JCulPとは?2027入試・学費・倍率・カリキュラムを公式情報で解説

夕暮れの空に向かって卒業帽を投げる卒業生たちの後ろ姿

この記事の結論

早稲田大学の英語学位を調べると、SILSやTAISIとは少し違うJCulPというプログラムがあります。JCulPは、日本の教育制度から入るJapan Studentsと、海外の教育制度から入るOverseas Studentsが別ルートで入学し、秋から一緒に学ぶ構成になっているのが特徴です。

この記事は、2026年10月13日時点で確認できる大学の公式資料をもとに、海外学生向け2027年入試の要点を整理したものです。出願前には、必ず最新のApplication Guideを確認してください。

JCulPとは?

JCulPは、早稲田大学文化構想学部の英語ベースの4年間の学位プログラムです。Overseas Studentsの2027 Application Guideでは、Degree ProgramはBachelor of Arts in Literature、授業言語はEnglishとされています。出願時点で日本語能力は必須ではありません。

プログラムでは、異なる言語・文化的背景を持つ学生が、日本文化を一つの固定された見方ではなく、複数の視点から考えることを重視しています。

Japan StudentsとOverseas Studentsの違い

JCulPの公式ページとApplication Guideの要約です。入試データや費用を見るときは、この二つのルートを混ぜないでください。
項目Japan StudentsOverseas Students
対象主に日本の教育制度で学んできた学生日本以外の教育制度を中心に学んできた学生
募集人数(2027年)このガイドの対象外15名
日本語能力このガイドの対象外出願時点では必須ではない
日本語科目このガイドの対象外卒業までに24単位を超える日本語科目が必要
Summer Session参加する同じ構成では必須ではない

JCulPの公式ページでも、Japan StudentsとOverseas Studentsは別のAdmissionとして案内されています。そのため、「JCulPは全員が1年目に海外留学する」と書くのは正確ではありません。

Summer Sessionは全員必須?

JCulPのカリキュラムのページによると、Summer SessionはJapan Students向けで、海外の大学で4〜10週間程度の短期プログラムとして行われます。Overseas Studentsには同じSummer Sessionが必須という構成ではありません。

Summer Sessionの費用は一つの固定金額ではなく、Japan Studentsが選ぶ大学・プログラム・渡航先などによって変わります。そのため、一つの金額を「JCulPの追加学費」として示すことはできません。

2027年のOverseas Students入試の募集人数と選考

2027年9月入学のOverseas Students Admissionでは、15名を募集しています。国籍ごとのquotaやtargetはないと公式Guideに記載されています。

選考はHolistic Screeningで、提出書類、Standardized Test、English Language Proficiencyなどを総合的に評価します。必要と判断された応募者はInterviewへ呼ばれる可能性があります。

2027年の出願日程

TAISIのような複数Round制ではなく、Overseas Studentsは一つのApplication Periodで進みます。TAISIの日程は早稲田TAISIとは?2027入試・学費・倍率・SAT平均で整理しています。

時期内容
2027年1月7日10:00〜1月28日17:00(JST)Online Application
2027年4月7日〜9日Interview(必要な場合)
2027年4月15日Results Announcement
2027年5月7日までFirst Enrollment Fee Payment
2027年5月28日までVisa-related Documents
2027年9月21日Enrollment Date

2022〜2026年の志願者・合格者

JCulPの公式ページに掲載されたOverseas Students Categoryの数字です。右の列はPetraが志願者数を合格者数で割って小数第1位まで求めた参考値です。
年ApplicantsSuccessful Applicants志願者÷合格者
202298342.9
202389312.9
202482302.7
2025145314.7
2026162237.0

2026年は162名に対して23名がSuccessful Applicantsでした。ただし、この数字をそのまま2027年の個人の合格確率として使うことはできません。年度ごとに応募者の構成や書類、Standardized Test、English abilityなどが変わるため、過去データは競争状況を見るための参考値として扱ってください。

SAT・IBの平均

SAT Total(2026 enrollmentのSuccessful Applicants平均)
1415
IB DP(同平均)
36.4

大学は、2026 enrollmentのSuccessful Applicantsについて上の平均値を公開しています。Waseda自身も、これらの数字はHolistic Reviewの一部しか示しておらず、Standardized TestだけでAdmission Decisionが決まるものではないと注意しています。

つまり、SAT 1415を「必要点」や「合格ライン」と呼ぶのは正確ではありません。SATの構成や準備の考え方は、SATの試験構成と受験のメリットも参考にしてください。

出願資格で特に注意すること

Overseas Students Admissionは、日本の教育制度以外から来る学生向けです。2027 Guideでは、海外で12年以上の教育を修了する場合、認定されたInternational Schoolを卒業する場合、IB・A-Levelなどの資格を取得する場合など、複数のEligibility Routeが定められています。

NationalityだけでOverseas Studentsかどうかが決まるわけではありません。海外国籍でも日本の教育制度から出願する場合や、日本国籍でも海外教育制度で学んでいる場合など、Education Systemを基準に確認する必要があります。不明な場合は、Application Deadlineの少なくとも3週間前までにSchoolへEligibility確認を行うようGuideで案内されています。

出願に必要な主なもの

2027 Guideでは、主なApplication Documentsとして次が挙げられています。

  • Proof of Applicant Eligibility
  • Academic Transcript
  • Grading Scale
  • Standardized Test Score
  • English Language Proficiency Test Score
  • Essay
  • Academic Honors / Personal and Volunteer Activities
  • Personal Identification
  • Applicant Photo
  • 該当者はResidence Card
  • Proof of Payment

EssayとActivitiesも見る

JCulPはStandardized Testだけを見る入試ではありません。Application DocumentsにはEssayとAcademic Honors / Personal and Volunteer Activitiesが含まれています。なぜ日本文化を英語で学びたいのか、自分のAcademic InterestやActivityがJCulPの学びとどうつながるのかを具体的に整理する必要があります。

ただし、過去の合格者Essayをコピーしたり、「この内容を書けば受かる」と考えるのは避けるべきです。

2027年の学費

AY2027 First-year Total
1,295,000円
Tuition
1,091,000円

WasedaのAY2027 English-based Undergraduate Program fee tableでは、JCulPのFirst-year Totalは1,295,000円、中心となるTuitionは1,091,000円です。

同じ表には、Laboratory work fee、Seminar fee、Library fee、Association feesのAY2027の金額は未定で、AY2026の数字を参考値として載せているという注記があります。最終的な納付額は、大学の最新の案内で確認してください。また、Japan StudentsのSummer Sessionにかかる渡航・プログラム関連費用は、このFirst-year Totalとは別に考える必要があります。

何を学ぶ?

JCulPでは、日本文化を文学だけに限定せず、文化、社会、メディア、歴史、表象などを複数の視点から考えます。

特に、Japan StudentsとOverseas Studentsが英語を共通言語として一緒に学ぶこと自体がプログラム設計の重要な部分です。日本文化を「日本人だけの視点」でも「海外からの視点」だけでもなく、異なる背景を持つ学生同士の議論から考えることを目指しています。

JCulPはSILSやTAISIとどう違う?

各プログラムの公式な位置づけの要約です。出願前に最新の公式ページで確認してください。
プログラム中心テーマ特徴
JCulP日本文化・Global Japanese Studiesを英語で考えるJapan StudentsとOverseas Studentsの混成。BA in Literature。海外学生は日本語学習も組み込まれる
SILSInternational Liberal Studiesより広いLiberal Arts型。多数のAcademic Fieldを横断
TAISISocial Sciences + Social Innovation社会課題・実践・Practicumを重視

「全部英語学位だから同じ」ではなく、4年間の中心テーマがかなり違います。

JCulPが向いていそうな学生

  • 日本文化を国際的・比較的な視点で学びたい
  • Literature、Media、Culture、Historyなどに興味がある
  • 英語で議論・Writingを続けたい
  • 異なる教育・文化背景を持つ学生と一緒に学びたい
  • Overseas Studentsとして日本語学習にも取り組みたい
  • 単一の職業資格より、人文・文化研究を深めたい

出願前チェックリスト

まとめ

JCulPは、早稲田大学文化構想学部で日本文化を英語から学ぶ4年間のプログラムです。Overseas Studentsは2027年9月入学で15名募集され、出願期間は2027年1月7日から1月28日までです。

2026年のOverseas Students Admissionでは162名が応募し23名がSuccessful Applicantsでした。Successful Applicantsの平均はSAT 1415、IB DP 36.4ですが、これはminimum scoreやguaranteed scoreではありません。2027年のFirst-year Totalは1,295,000円、Tuitionは1,091,000円です。

JCulPを検討するときは、まず自分がJapan StudentsとOverseas Studentsのどちらのルートに該当するかを確認し、そのうえでSILSやTAISIなど他のEnglish-based Degree Programと学ぶ内容を比較するのが重要です。

参考資料

よくある質問

JCulPは日本語ができなくても出願できますか?

Overseas Studentsの2027 Application Guideでは、出願時点で日本語能力は必須ではないとされています。入学後は、卒業までに24単位を超える日本語科目が必要です。

SAT 1415を取れば合格できますか?

いいえ。1415は2026 enrollmentのSuccessful Applicantsの平均で、合格最低点や合格ラインではありません。大学もStandardized Testだけで合否は決まらないと説明しています。

JCulPの2027年入試に面接はありますか?

全員ではなく、必要と判断された応募者のみInterviewに呼ばれる可能性があります。2027年は4月7日から9日に予定されています。

Summer Sessionは全員が参加しますか?

Summer SessionはJapan Students向けのカリキュラムです。Overseas Studentsに同じSummer Sessionが必須という構成ではありません。

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