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オランダ移住後の学習サポートチェックリスト

木の机の上で、開いたノートにピンクのペンで書き込む手元を真上から写した写真

この記事の結論

オランダへ移住すると、学校探し、言語、教科の進み方、日本で続けていた学習など、確認したいことが一度に増えます。この記事は、移住直後のご家庭が確認する順番を、チェックリストの形でまとめたものです。

家庭教師を探す前に、まず学校の手続きと、家庭で追加したい学習サポートを分けて整理することが大切です。ペトラチューターズは、最初に学校制度、授業言語、実際に困っている課題、日本側で残したい学習目標を分けて考えることをおすすめします。

学校の手続きと学習サポートを分ける

最初に、学校への登録や新規移住者向けの教育と、家庭で追加する学習サポートを混ぜないことが重要です。オランダでは5歳から義務教育で、小学校は4歳から12歳までです。Amsterdam School Finderは、4歳から12歳の初等教育と、12歳から17歳の中等教育について、新規移住者向けの登録手順を案内しています。

オランダ語をまだ十分に話さない子どもの場合、通常の学校への登録だけでなく、移住直後の子ども向けの学級や移行学級が関わる場合があります。

家庭教師が役立つのは、こうした公的な教育ルートとは別に、学校課題の理解、英語での読解や作文、日本の学習継続、試験対策などを補う場面です。

最初に確認したい6項目

この6項目が分かるだけでも、必要なのが言語支援なのか、教科補習なのか、学習計画なのかを切り分けやすくなります。

  1. どの自治体に住むか
  2. 子どもの年齢、学年、学校種別
  3. 学校の主な授業言語
  4. オランダ語をどの程度使えるか
  5. 今困っている教科、課題、提出物
  6. 日本側で継続したい英検、受験、国語、算数数学などの目標

Amsterdamで新規移住者として学校に入る場合

Amsterdam School Finderの案内の要約です。条件や空きは学校で確認してください。
年齢オランダ語がまだ話せない場合移行期間の目安
4〜5歳小学校で授業を受けると案内されています。新規移住者向け学級の扱いは学校に確認学校に確認
6〜12歳の初等教育新規移住者向けの学級で、オランダ語の追加支援を受ける約40週間のあと、登録した学校へ戻る
12〜17歳の中等教育ISKと呼ばれる移行学級に登録する約1〜2年

Amsterdam School Finderによると、4歳から12歳の子どもはprimary school、12歳から17歳の子どもはsecondary schoolへの登録をできるだけ早く進めるよう案内されています。学校との面談のあと、学校がそのまま受け入れるか、オランダ語をまだ話さない場合は、新規移住者向けの学級への登録になります。

中等教育では、オランダ語がほとんど話せない場合に、ISKへ登録する案内があります。ISKでは、第二言語としてのオランダ語に加えて、数学や英語なども扱われます。登録先として案内されているのは、Montessori Lyceum Oostpoort、Mundus College、LUCA Praktijkschool、DENISEの4校です。ISKのあとは、学校が本人や家庭と、次にどの教育が合うかを確認します。

同じ案内には、4歳と5歳の子どもは小学校で授業を受けるという記載もあります。幼い年齢では扱いが異なる可能性があるため、新規移住者向けの学級の対象になるかどうかは学校に確認してください。実際の対象条件や空き状況も、学校や自治体側で確認が必要です。

Amstelveenで確認したいこと

Gemeente Amstelveenは、6歳から12歳でオランダ語を話さない子どもについて、taalschoolと呼ばれる言語学校で集中的にオランダ語教育を受ける案内を掲載しています。12歳から18歳ではInternationale Schakelklas、略してISKと呼ばれる移行学級の案内があります。

Amsterdamとは年齢区分や手順の見せ方が少し違うため、居住地が決まったら、その自治体の最新情報を確認するのが安全です。新規移住者向け教育の全国的な情報は、LOWANにもまとめられています。LOWANは、学校や組織が新規移住者の教育を行うことを支える組織で、ISKのある学校の一覧も掲載しています。

困りごとを英語が苦手で終わらせない

海外転校後の学習相談では、英語が苦手、授業が難しいという説明だけでは支援内容を決めにくいことがあります。

例えば、教科書は読めるが長い記述問題で止まる、先生の説明は分かるが課題文の条件を読み落とす、数学の計算はできるが英語の文章題で時間がかかる、というように分けると具体的になります。学校で使っている教材や課題の形式も確認し、何ができていて、どこから止まるのかを見ます。

日本の学習を何まで続けるか決める

オランダの学校生活に慣れることを最優先にする時期でも、日本の学習を完全に止める必要があるとは限りません。帰国予定があるのか、日本の高校や大学受験を考えるのか、英検を継続するのか、日本語の読書や作文を維持したいのかによって、家庭で残す学習は変わります。

全部を同じ強度で続けるのではなく、今必要なもの、半年後に必要なもの、帰国時に必要なものに分けると負担を調整しやすくなります。

オンラインと対面を決める

対面授業を希望する場合は、駅やエリア、片道移動時間、平日と週末のどちらが現実的かを先に決めます。オンラインの場合は、学校の教材を画面共有しやすいか、作文添削が必要か、会話中心か、固定の曜日が作れるかを確認します。

形式よりも、子どもが続けられることと、実際の課題に合っていることを優先してください。

12項目の学習サポートチェックリスト

相談前にこの12項目を一度書き出しておくと、最初の面談で状況を共有しやすくなります。

  1. 居住自治体
  2. 学校名または学校種別
  3. 学年またはYear、Grade
  4. 主な授業言語
  5. オランダ語の現在地
  6. 家庭で使う言語
  7. 困っている教科
  8. 困っている具体的な課題
  9. 学校から出ている宿題や提出物
  10. 日本で継続したい学習
  11. オンラインか対面か
  12. 通える範囲と希望時間

まとめ

オランダ移住後の学習では、学校への適応、オランダ語支援、教科の理解、日本で続けたい学習を一つにまとめず、別々に整理することが出発点です。AmsterdamやAmstelveenには、新規移住者向けの公的な教育ルートがあります。まず公式情報と学校側の案内を確認し、その上で不足する部分に私的な学習サポートを組み合わせるのが分かりやすい方法です。

ペトラチューターズでは、お子さまの学校、教材、目標を確認した上で、必要な支援を一緒に整理する考え方を重視しています。

参考資料

お子さまの場合はどう進めればいい?

記事の内容をもとに、現在の学習状況や目標を一緒に整理できます。

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