7日間の全体像
模試 → 失点の原因を分ける → 弱点を2〜3個に絞る → 時間通りに再確認 → 前日準備
| 期間 | やること | 目的 |
|---|---|---|
| 7日前 | Bluebook公式模試を解く | 失点原因を分ける |
| 6〜5日前 | 弱点2〜3個に絞る | 勉強時間を集中 |
| 4〜3日前 | 時間を測って再確認 | 時間配分と同じミスを確認 |
| 2日前〜前日 | 最後の10問+受験準備 | 余計な失点を減らす |
SATまで7日なら、まず全部やるをやめる
College BoardのSAT試験構成の公式案内によると、現在のSATはReading and Writingが54問で64分、Mathが44問で70分で、試験時間は合計2時間14分です。どちらのセクションも2つのモジュールに分かれ、第1モジュールの結果に応じて第2モジュールの問題構成が調整されると説明されています。
この範囲を1週間で最初から総復習しようとすると、どうしても薄く広くなります。同じ「点数が足りない」でも、原因が違えば必要な対策はまったく違います。
| よくある失点 | 原因の例 | 向く対策 |
|---|---|---|
| Reading and Writingで同じ文法項目を何度も落とす | 文法ルールそのものが曖昧 | その項目だけを公式問題で集中的に確認する |
| 内容は取れているのに、最後の数問で時間切れになる | 時間配分 | 時間を測って、どこで時間を使うかを確認する |
| Mathで公式を知らなかった | 知識の不足 | その公式を確認し、同じ形の問題で使う |
| Mathで条件を読み落とした | 読み方 | 条件に印をつける習慣を作る |
| Mathで途中計算が崩れた | 見直し方 | 新しい単元より、見直し方を整える |
Mathをもっとやるだけでは、原因が違うミスをまとめて扱うことになります。
点数より先に、失点の理由を見る

BluebookはSAT受験に使うCollege Boardの公式アプリです。College BoardのBluebook公式模試案内を使い、残り7日なら公式フルレングス模試を1回解いて現在地を確認します。すでに数日以内に模試を受けているなら、新しい模試を追加する前に、その結果を使ってください。
模試を終えた後は、College BoardのBluebook公式模試案内からMy Practiceで結果や解説を確認できます。弱点が分かったら、College BoardのStudent Question Bankで分野やスキル、難易度を絞って公式問題を練習できます。
見るのは総合スコアより、間違えた理由です。次の3つに分けるだけでも、次にやることが変わります。
- 知識が足りなかったのか
- 解き方や読み方を間違えたのか
- 時間配分や焦りで崩れたのか
残り7日の使い方
全体像を、日ごとの「やること」と「見るポイント」に分けると次のようになります。
| 時期 | やること | 見るポイント |
|---|---|---|
| 7日前 | Bluebookの公式模試を本番に近い時間配分で解く。弱点を全部書き出さず、残り1週間で直したいものを2〜3個だけ選ぶ | 5個も10個も選ぶと、どれも浅いまま試験日を迎えやすい |
| 6〜5日前 | 直近の模試で失点が多いセクションに時間を寄せる。毎日同じ時間ずつ勉強する必要はない | バランスよく勉強したかより、同じミスを減らせたか |
| 4日前 | 1モジュールだけ時間通りに解く | 1問に長く止まりすぎていないか/分からない問題を一度飛ばせているか/最後に見直す時間が残っているか |
| 3日前 | 必要に応じて2回目のBluebook模試か、複数モジュールを本番通りの時間で解く | 点数の上下ではなく、最初に見つけたミスが減ったか。時間の崩れ方が変わったか |
| 2日前 | 新しい教材は増やさず、間違えた問題から最後に見返す10問を選ぶ。各問題の横に、答えではなくミスの理由を一言で残す | 条件の読み落とし、公式を忘れる、時間を使いすぎる、といったミスが続いていないか |
前日 勉強より受験準備を優先する
前日は長時間の模試を追加するより、翌朝に迷わず受験できる状態を作ります。College BoardのSAT当日の持ち物案内では、MathでBluebook内蔵の計算機を使えることも確認できます。自分の計算機を持っていく場合は、使用できる機種か最新ルールを確認しておきます。
前日に新しい問題集を始めても、使える時間はほとんど残っていません。その時間を睡眠や当日の準備に回す方が、本番で余計なミスを減らしやすくなります。
College BoardのSAT当日の持ち物案内に沿って、前日までに次を済ませておきます。
直前期に避けたい3つのこと
| やりがちなこと | なぜ避けたいか | 代わりに |
|---|---|---|
| 新しい教材を次々に増やす | YouTube、問題集、単語帳、SNSの勉強法。直前になるほど、今まで使っていなかった教材が良く見えるが、残り7日で必要なのは教材探しではない | 今ある失点を直す |
| 得意な問題ばかり解く | 解ける問題を続けると安心するが、最後の1週間で優先したいのは同じ原因で何度も落としている問題 | 苦手分野を全部ではなく、2〜3個に絞って同じ失点を減らす |
| 模試の点数だけで一喜一憂する | 同じ1200点でも、時間切れが多い場合と、Mathの特定分野だけ崩れている場合では、残り1週間の使い方が違う | 点数を評価ではなく、次の勉強を決める材料として使う |
保護者は「何点だった?」より「明日は何をする?」と聞く
SAT直前は、本人も焦りやすい時期です。毎日「今日は何点だった?」と聞くと、意識が模試の数字に寄りすぎることがあります。
代わりに、次のように聞くと、勉強の中身を確認しやすくなります。最後の1週間は、やることを増やすより、やらないことを一緒に整理する方が助けになることもあります。
「今日は何を直した?」「昨日と同じミスは減った?」「明日は何を優先する?」
ペトラチューターズで直前期に確認する3つのこと
ペトラチューターズで学習計画を整理するときも、最初に見るのは教材の数ではありません。見るのは次の3つです。
- 直近の公式模試でどの問題を落としたか
- その理由は何か
- その原因を残り7日で直しやすいか
知らない単語を何百個も新しく覚えるより、毎回落としている文法項目を修正する方が優先度の高い学生もいます。Mathの基礎が抜けているなら、難問を増やすより、取れる問題を確実に取る練習の方が合う場合もあります。直前期に必要なのは、一般的なSAT勉強法を全部試すことではなく、今の自分なら、どの失点を減らすのが一番現実的かを決めることです。
個別サポートを使う目安
残り1週間だからといって、必ず授業を増やす必要はありません。ただ、模試を解いても何を直せばいいか分からない、同じミスの原因を説明できない、Reading and WritingとMathのどちらを優先するか決められない、といった状態なら、一度第三者と整理する意味があります。
必要なのは大量の新しい宿題ではなく、「今回は直すもの」と「今回は追わないもの」を分けることです。
まとめ SATまで7日なら、勉強量より順番を変える
SATまであと7日。短いように感じますが、やることを絞れば、まだ整理できることはあります。Bluebookの公式模試を見直す。失点の理由を分ける。弱点を2〜3個に絞る。時間通りにもう一度確かめる。そして前日は受験準備を終える。全部をやり直す必要はありません。
最後の1週間だからこそ、何をやらないかまで決めてください。このテーマを選んだのは、SAT直前のご家庭ほど「まだ何か追加した方がいいのでは」と迷いやすいからです。
でも、残り1週間で必要なのは、教材を増やすことより、今の模試から直す順番を決めることです。お子さまによって、Reading and Writingを優先するのか、Mathの特定分野に絞るのか、あるいは時間配分だけを整えるのかは変わります。
模試を見ても優先順位を決めにくい場合は、ペトラチューターズでも現在地を整理できます。直前期だからこそ、全部を追うのではなく、残り日数で意味のある対策だけを選んでください。



